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文藝春秋
グループ:Book
ランキング:21378
価格:¥ 650
発売日:2008-07-10
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中国人の実態はいかに
(2008-08-22)
本書は中国人の生態をおもしろおかしく知ることができる。
著者の留学経験をもとにしているため、中国で暮らしたことがないとうかがいしれない裏の真実も満載だ。
賄賂の横行や詐欺、根拠なき日本バッシングなどなど気分の悪くなることも多いのだが、
日本人にはない積極的な親切心など中国人のあたたかさを知ることにもなるだろう。
著者の中国人に対する見方は決して偏っておらず、中国人の生態をうまう描ききっていると思う。
自分も北京大学で短期留学の経験があるが、共感する部分はとても多かった。
また、中国語の学習のポイントもあり、中国語学習者には結構参考になると思う。
ただ、結局は語学に王道なし。急がばまわれ。ということなのだが、
いろいろと新しいテキストや新しい勉強法に変え、思考錯誤している中国語学習者には読んでもらいたい。
やっぱり語学は地道にやるしかないのだと腹にすっとおちると思う。
現代の中国を知る上で
(2008-07-25)
中国でトップクラスの北京大学に
語学留学(プラスアルファ)していた著者が
その体験と、現代中国の矛盾を描いたエッセイ。
著者は、商社勤めで中国人に苦労した経験を持つ社会人。
(その経験は「中国てなもんや商社」としてまとめられています)
そんな著者が、中国で有数の大学生の学生に交わり感じたこと、
暮らしていく中で初めて知る中国の姿を描いています。
この著者の、中国への愛情、苛立ち、
日本人である誇りと恥じる気持ち、歴史に関する知識、
理性的でフラットでユーモアのある態度、
いろいろな立ち位置が、すごくよく作用した本だと思いました。
正直、中国での反日の記述はすさまじく、ぞっとします。
賄賂や、共産党の情報操作も、考えの及ぶ範囲を超えていました。
しかしそこには本当の気持ちを言うと処罰対象になったり、
賄賂はもらうものだという給料体制だったりする
中国の現実生活があることも、さらり指摘されています。
常識が異なる異国だということをまざまざと感じる本でした。
現代中国を知るために、おすすめの本です。
文庫版に際して、一部加筆されています。