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講談社
グループ:Book
ランキング:69455
価格:¥ 1,575
ポイント:15 pt
発売日:2004-02
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こころの健康学―がんばりすぎずに生きてみよう (日経ビジネス人文庫)
うつ・不安に効く~7つのステップ 気持ちを軽くする携帯式認知療法
予備知識は、いりません。
(2008-06-12)
大野先生といえば、「うつ」とか「認知療法」という言葉がすぐに浮かんできますが、
この本に関しては、うつ病の知識・認知療法の知識などは一切必要ありません。
どなたが読まれても大丈夫なように書かれています。
読み終えてみて、特に印象に残ったのは、
(a)「一歩離れて自分を見る目」の大切さ
(b)怒りの感情を上手にコントロールする方法
です。
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(a)自分がつらくて苦しんでいるとき、どうしてもその先に見える自分の将来(抱えている問題のゆくえ、
など)も、悪いほうへ行ってしまいそうに思えます。自分の立場から自分のことを見つめている限り、
どうしても主観的で偏った考え方にとらわれてしまいがちです。
ですから、「今の自分」を遠いところから眺めているもう一人の自分を作り出すことが大切なんだ、と
おっしゃっています。
「もし、※※さんが今の自分と同じような問題を抱えて、悩み苦しんでいたら、
それを見た私は、※※さんに、なんてアドバイスするだろうか?」
そう考えて浮かび上がった「アドバイス」は、客観的に自分自身を眺めた上でのアドバイスだから、
偏りの少ない現実的・適切なアドバイスで、役に立つはずです。
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(b)怒りをコントロールする仕方までは期待しないで買ったので、これは私にとっては予想外の
ラッキーでした。
相手に対する怒りの感情は、どうコントロールしたらよいか。
・思いのまま怒りの感情を相手にぶちまかす
・自分の中にしまいこみ、相手には一切伝えない
上の二つは両極端ですよね。怒りの感情の伝え方、という点で。この二つの中間を探そう、というのです。
・怒りからくる気持ちを相手に伝える(ただし落ち着いて、適切な言い方を工夫して)。
・自分で伝えるのが苦手・難しいなら、
誰かに相談してみたり、
間に立ってくれる人を探してみる、など。
私も、抑うつ気分からくるイライラで、親にキツく当たったりして後で後悔する、
といったことが今までに何度もありましたが、この本を読んで、
「とにかく、怒りなどで感情的になってしまったら、心の中で「ワンクッション」と唱えて、とりあえず
一呼吸おこう」
と思いました。怒りの感情をぶつけられたりしても、即応戦せず、数時間・ひと晩時間をおくことが
大切なのだと、大野先生はおっしゃっています。
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最後に、この本はイラストも何も入っていない、文字だけの本ですが、とても読みやすいです。
読みやすさという点では、今まで読んできた大野先生の本の中でも一番だと思います。
読みやすくわかりやすい「回復」のコツ
(2006-05-10)
物の見方考え方を振り返って、怒りを溜め込まず、「つらい気持ち」になる悪循環を防ぐ。そのためのコネタの引き出しを増やそうという、読みやすくわかりやすい本。
何と言っても、第5章が好き。「自分自身からのメッセージ」をいかにして聞き取るか、感じるかという事がメイン。自己中心的にならずに、「自分軸」をとるという事は、実は難しい。つまり、「自分へのケアの仕方」は読んでみると意外と易しく簡単に見えて、周囲に遠慮したり仕事中心・滅私奉公だと実践しにくい事ばかりだと、改めて気づかされる。
自分を回復させる事は、自分らしく生きる事。当たり前の事が暖かい視点で描かれていて、ほっとさせられる。
読みやすかった。
(2004-07-26)
人間つらい気持ちや不安な気持ちに陥ると物事や考え方に対する
視野が狭くなってくる。そうなってしまった場合には、
早めに親しい人や家族などに相談をして、自分ひとりだけで考えて
ないで、とにかく行動に移してみる。行動することによって
何か他の考え方が浮かんできたり、自分を客観的にみつめられるように
なることもある。
この客観視が著者の伝えるべき「こころの自然治癒力」そのものと感じた。
最終章の第6章は、著者の体験談も語られており読んで損はないだろう。