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角川書店
グループ:Book
ランキング:77625
価格:¥ 460
発売日:1996-06
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宮沢賢治の作品を読むと、「大人の為の童話」なんて嘘だと思える。
(2005-08-20)
「注文の多い料理店」「どんぐりと山猫」くらいは読んだ事があって、「雨ニモ負ケズ」に感動して、でもその程度で、石川啄木との区別が付かなかったんだけどね。いや今でもあまり区別が付かないんだけどね。どっちも岩手だし夭折してるし。ただ啄木の実物は結構間抜けな人間(褒め言葉)なのに対して、賢治はもろに作品そのままなんだね。作品そのものも良かったけど、解説も良かった。
童話9編の内、先の2編と「狼森と笊森、盗森」「鹿踊りのはじまり」が分かりやすい童話かな。後は、シュールというかナンセンスというか。でもまぁ、「新刊案内」の「著者の心象中に(中略)実在したドリームランド」であるイーハトヴで起きた物語です、と言われると、妙に納得しちゃうんだよね。いや「納得」するものでもないんだけど、童話って。描かれているものをそのまま受け止めればいいんだから。「これは何を言いたいんだろう?」と勘ぐって読んじゃダメ。イーハトヴで起きた出来事をそのまま紹介しているだけなんだから。
宮沢賢治の作品を読むと、「大人の為の童話」なんて嘘だと思える。「大人の為」になった瞬間に「童話」でなくなる。妙に良かったです。
暇なときにちょこっとよめる。
(2004-09-06)
「銀河鉄道の夜」は長い話が多いし、読んだ後悲しくなって何も手につかないという状態に陥る事もありますが、この本はちょこっと読んで楽しめると思います。お子さんに読み聞かせるのもいいと思います。しかし、ちょこっと読むといっても、やっぱり考えさせられる話ばかりです。